こんにちは。
漫画を描いてみたいけど足踏みして数十年は経過した、SA10です。
たまたま偶然神様のイタズラで漫画家の方から漫画講座を受ける機会をいただきました。
最初はどんな感じになるか全く想像できませんでしたし、そもそもまともに絵なんて描けないので内心ちょっとビビッていました。
あんじゅ先生の漫画講座!
やっぱり漫画描けるって素敵だ pic.twitter.com/S9dxlS8LBM— SA10 (@momomokkun1207) December 6, 2017
しかし、お話を聞いているうちに漫画そのもののテクニックはもちろんですが、それ以外のマインド的な部分で、漫画に限らず何かを表現する上で重要なことを教えていただきました。
これはブログでも小説でも映画でも何かを表現する時、共通して意識しなければならない重要なことだと思い、こうして記事にしてみました。
といっても普通に漫画の話なんですけど・・・
忙しい方向けの目次
漫画を描く時の心得
4コマ漫画から始めてみる
漫画を描くということは相当な労力を必要とします。
映画やドラマを作る時は脚本、監督、音響などなど役割分担されていますが、漫画はこれらすべてを一人でこなさなければなりません。
普通に始めていては漫画を描くというスタートラインに立てないので、極力労力を減らしコマ割りなどの作業をしなくていい4コマ漫画からスタートするのがおすすめです。
ちなみにおすすめのアプリはメディパンペイント。
絵が描けないうちは写真からやってみるのも手
絵を描くのがどうにもできそうにない人は、絵を描く代わりに写真を使うのも一つの手です。
写真なら難しいポーズであっても難なく表現することが出来ます。特に風景などは描く労力もかかりますので自力で出来そうにない場合は写真に頼るのもいいでしょう。
起承転結にこだわらない
4コマ漫画は「起承転結」を一コマずつ盛り込んでいくのが基本ですが、最近は少し事情が変わってきたそうで、「起転転結」「起転転転」のようにオチが存在しないパターンもあります。
なので無理に起承転結に当てはめる必要はなく自由に描いて問題ありません(※ただし起の部分がしっかりしていないと何の話か分からなくなるので注意が必要です)
他の分野からノウハウを吸収
漫画にはたくさんのテクニックがありますが、漫画のテクニックは漫画にしか取り入れられないという訳ではありません。
例えば、お笑いのコントの「間」やトークでの畳みかける感じは漫画を描く上で取り入れることが出来る部分です。落語を聞くといいともいわれていますね。
ギャップを作る
人を引き付ける為にはギャップ(落差)は非常に有効です。
分かりやすいのは普段悪いヤンキーが捨て猫を拾ってる・・・みたいなイメージですね。作中にギャップを作り出すことで読者は引き込まれます。
状況ごとに構図や背景を使いこなす
当然の話ですが、状況に応じて構図を変える必要があります。
登場人物を注目させたい時はコマいっぱいのアップにしますし、また状況が変われば引いたり俯瞰で描いたりすることもあります。
背景も暗い気持ちなら暗くしますし、集中線を使ったりとコマごとにどんなシーンなのかを考えながら描いていくことが重要です。
下書きをしてコマをうまく活用する
まず描くことが決まると下書きをしますが、この時点で5コマになってしまった場合うまくコマ同士をくっつけたりしてもっといい構成にできないかを考えることが重要です。4コマしかない中で場面場面、何が重要なのかを考えましょう。
第3者の視点で描く
漫画は常に第3者の視点を意識して描かなくてはいけません。
そこが抜けてしまうと客観性が抜けてしまいます。この場面をもっともよく表すことが出来るのはどの視点なのかを常に考えながら描く必要があります。
またこの考え方は漫画の中だけではなく、日常生活をする上でも重要です。人間観察をすること、会話をしていても常に客観的に第3者の視点を持つことを意識することで漫画を描く力を身に着けることが出来ます。
絵の上手い下手よりも描いて表現力をつけるべき
漫画を描き始めたころは、どうしても思ったように描けないと思います。
しかし大切なのは上手く描くことではなく、自分の考えを漫画として表現することです。画力は後から付いてきます。漫画を作る骨組を作ることを優先しましょう。
描きたいことを描く
描きたいことを描きましょう。
日常の中に漫画の種はたくさんので、アンテナを常に張ってネタを作れるようにしましょう。
まとめ
今回は漫画講座でのテクニックをまとめてみました。
本やネットの情報もいいものがたくさんありますが
ただやっぱり実際にどんな風に漫画が描かれているか、を見ることができたのが一番為になりました。
ここにまとめたのは自分で見返して、漫画を描くための指針にしたかったのもあります。
私と一緒に皆さんも4コマから始めてみませんか?
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