こんにちは。
おんなじ漫画を何度も読み返しても飽きないSA10です。
子供の頃、お小遣いを貰えなかったので、よく年が15近く離れた従妹の漫画を借りて読んでいました。
なので同年代がワンピースやNARUTOを読んでる中、ひと昔前の漫画のことしか知らず、話の中に入れなかったほろ苦い記憶があります。
コブラとか聖闘士星矢とか今となっては同年代でもわかる人はいますが、当時は流石に誰も知らなくて、ちょっと浮いてました。
今回はそんな子供ながらに面白いなーと感じて
大人になった今でもお気に入りの漫画である「MASTERキートン」を紹介します。
忙しい方向けの目次
・そもそも何漫画?
考古学者にしてオプ(探偵)。元SAS(英国特殊空挺部隊)のサバイバル教官。さまざまなキャリアを持つ男・平賀=キートン・太一が、世界をまたにかけ、保険調査員として難事件に挑む、知性派サスペンス!!
MASTERキートン Amazon紹介ページより
こんな感じです・・・といっても中々伝わりませんよね?
考古学者で探偵で軍人って要素詰め込みすぎ・・・
正直なところ、いろんな要素が盛りだくさん過ぎてとても説明出来そうにないので、おすすめポイントを3つほど紹介します。
1.一生使わなそうなサバイバル術を学べる
主人公のキートンが元特殊部隊のサバイバル教官だけあって、知っていても一生困らないようなサバイバルテクニックが随所に出てきます。
犬にとって、攻撃は最大の弱点なのだ。牙を使うには敵を口の中に入れなくてはならない!! その時、指で舌をつかんでしまえば、犬は肉体の構造上何もできない!! そして水に浸ければ、もう数分で死ぬ。どうする、太一?――平賀太平(第三巻「長くて暑い日」より)
— MASTERキートン名言bot (@M_KETON_bot) August 21, 2015
「へえー犬に噛まれた時に試してみよう・・・」
背広に長袖、それに長ズボンは、実際には直射日光を避け、通気性もいい。知ってやっているとすれば、あの男、ただものではない……――アブドラ・アバス(第一巻「黒と白の熱砂」より)
— MASTERキートン名言bot (@M_KETON_bot) November 18, 2017
「なるほど、砂漠に行くときは背広 っと・・・」
(;・∀・)いや、ピンポイントすぎるやろ!
かなり局所的過ぎて使いどころは皆無ですが、なんだか知ってると謎のかっこよさがあります。小学生のころから何度も読み返していますが、残念なことに未だに漫画内のサバイバルテクニックを生かせた試しはありません・・・
2.出てくる料理がおいしそう
世界各国が舞台となるので、たいてい物語の序盤ではその国の郷土料理が登場します。漫画なので絵を見るだけでは、白黒だしどんな料理なのかもはっきりとは分かりませんが、どれも美味しそうに見えてしまいます。
「へぇ~そばがユーゴスラビアでも食べられていて、しかもソーセージの中に入っているのかー」
読んでいると、色んな国に行って実際に食べてみたくなります。
3.名セリフが渋くてかっこいい
漫画ってかっこいいセリフがたくさんありますが、MASTERキートンも中々渋くてかっこいいセリフがたくさんあります。
「じいさん、そんなに長い間生きてどうだった?」「楽しかったよ。」「いくつの時が、一番楽しかった?」「……今、だな。」「そんなに生きて退屈じゃなかったかい?」「退屈? 退屈してる暇なんぞあるかい。」――コナリー&爺さん(第三巻「穏やかな死」より)
— MASTERキートン名言bot (@M_KETON_bot) November 22, 2017
年を取っておじいさんになった時、こんな風に言ってみたいですね。
「今が一番楽しい」って今の私には中々難しい気がします。
人間は一生学び続けるべきです。人間には好奇心……知る喜びがある。肩書きや、出世して大臣になるために、学ぶのではないのです……では、なぜ学び続けるのでしょう? ………それが人間の使命だからです。――平賀=キートン・太一(第二巻「屋根の下の巴里」より)
— MASTERキートン名言bot (@M_KETON_bot) November 21, 2017
軍人でありながら、学者でもあるキートンが忘れかけていた自分の本当の気持ちに立ち返る、この漫画屈指の名シーンです。
これもシンプルだけど好きなセリフです。
カーリマンって何なのかはわからなくても、この立ち姿から何か伝わるものがあります。
・いつ読んでも面白い漫画なので是非!
90年代に連載されていた作品なので、ベルリンの壁が崩壊したとかフロッピーディスクが現役とか、若干今の時代にはそぐわない部分はあります。
しかし、基本一話完結になっていて読みやすいですし、歴史好き、サバイバル・アウトドア好き、ミステリー好きな方はきっと楽しめると思うので、どうか一度手に取ってみて下さい。
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