合格後の解放感でブログ更新する気持ちがぷっつり切れてしまいました。ごめんなさい。
報告がものすごく遅くなってしまいましたが、第二種電気工事士の実技試験の結果が発表され、無事合格出来ました!

結果発表の通知がシンプルに「合格」ではなく「合格者一覧にあります」というややこしい言い方なのがちょっと引っ掛かりますが、なんにせよ一安心。半年間の勉強の成果が出せて本当に良かった!
本記事では、全くの未経験だった私が行った最短で合格する実技試験の取り組みを紹介します。
忙しい方向けの目次
早めに工具・材料の購入
筆記試験に合格後、約一か月で実技試験を受けることになります。
これから解説していくポイントを計画的にこなしていけば、一か月という期間は合格するのに十分です。
が・・・まずは急いで工具や練習用の材料を購入しましょう。
練習を始めようにも工具や材料が無くてはどうにもなりません。ものによっては発送から到着まで時間が掛かる場合もあります。筆記試験に合格し次第、すぐに手配しましょう。
今すぐにでも練習を始めたい方や個別に揃えるのが面倒な方はホーザンの練習セットを買いましょう。
必要なものが全て揃っていますし、何よりホーザン公式の解説動画に出てくる工具と同じなので解説通りに進めることが出来るのがメリットです。私が試験を受けた時は半分以上の受験者がホーザンの工具を持っていました。
ホーザン関連の商品ですと、合格マルチツールや合格ゲージといったアイテムも併せて購入することをお勧めします。私は途中から購入しましたが、格段に時間短縮が出来たので最初から買っておけば良かったと感じました。
また注意点としてアマゾンにはこれより安い中華製の練習セットがありますが、ものによっては部材のメーカーが試験本番のものと違っていたり、部材そのものが足りないなどトラブルがあるようです。
ちなみに私は少しでも費用を抑えたかったので、メルカリで中古の練習セットを購入し(前年度合格者が出品したホーザンの練習セットの使い捨て)、工具もホームセンターなどで揃えました。自己責任にはなりますが、一応選択肢として明記しておきます。
練習初期段階で意識すること
工具や材料が届いたら、練習開始です。
この段階では2つポイントがあります。
複数の教材をむやみに見ない
1つ目のポイントは、複数の教科書・解説動画を見ず、一つだけを愚直にこなすことです。
何故かというと、人によって教え方がバラバラで混乱してしまうからです。施工の順番や使う工具はその人のやり易い方法を紹介していますが、当然皆違います。初期段階であれもこれもと手を出してしまうと自分の中に方法が確立せず、上達が遅れてしまいます。
教科書でもyoutubeでも媒体は何でもいいのですが、信頼できる教材を見つけて、まずはその人の方法だけを吸収しましょう。何度も紹介していますが、私はホーザンの解説動画を参考にしました。
まずは速さよりも正確性を
2つ目のポイントは、とにかく正確性を重視する、ということです。
実際に実技試験には制限時間がありますが、時間を意識するのは正しい施工が出来るようになってからです。最初のうちは解説を見ながらでも、やり直しながらでも構わないので、ひとつずつ出来ることを増やしていくことを意識しましょう。
合否の判断基準である欠陥項目を確認も、この段階でしておくと良いです。以下が参考になります。
時間短縮できる工夫をする
正確に施工が出来るようになったら、制限時間内に施工できるように時間を意識しましょう。
ひたすら数を練習するのも一つの手ですが、工夫できる点は工夫をして効率的に練習するのがおすすめです。
複線図を頭に入れる
複線図を書くことは全問題共通です。ほとんどの人が書いてから施工に移ると思いますので、丸暗記・・・とまでもはいかなくても、迷うことなくサクサク書けるようにすることで確実に時間短縮に繋がります。
また実際に工具と部材を触らなくても、複線図は書けるので、隙間時間を活用できます。
一覧表を作ってイメージトレーニング
同じく隙間時間をうまく活用する為に一覧表を作ってイメージトレーニングをするのもおすすめです。
私はノートに問題を張り付けて、ポイントを書き込みながら見直していました。これも実際に工具や部材が無くても練習できますし、自分の間違えやすい点をすぐに見返すことを出来るので、本番直前でも短時間で要点を抑えられます。

字が汚くてすみません・・・
苦手な部分だけを重点的に
ランプレセプタクルの輪作りが苦手なら、そこだけを繰り返し練習しましょう。
毎回毎回全部を通しで練習する必要はないです。初期段階では教材はむやみに増やさない方がいいと言いましたが、苦手な部分は色んな教材を見て自分に向いている方法を模索しましょう。
私も輪作りが苦手だったので、youtubeを見漁って研究しました。ラジオペンチだと上手く出来ることが判明して本番にもラジオペンチを持ち込んで施工しました。
自信を持って本番に
以上が私が本番までに行った取り組みです。
実技試験は筆記以上に、手先の器用さや要領の良さといった生まれ持った部分が大きく、苦手な方もいらっしゃると思います。そういう方こそ本記事を参考にしていただいて、効率よく練習してもらえば合格にグッと近づくはずです。


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